ブランドを守るすべての人へ

きょうは2018年最後の日。
Twitterを眺めていると、知らないひとの「今年の振り返り」という記事がたくさん目に入ってくる。知らないひとでも記事を読んでみると、生き様が少しずつ伝わってきて、どれも面白いものだった。世の中いろんな仕事をしているひとがいるし、仕事を愛しているひとをみるのは気持ちいい。だからわたしも今年の学びについて書いてみようと思う。

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生粋のなまけものが仕事を好きになった理由

2018年もわたしはわたしのままで、急激に変化したわけではなかった。もちろん。

朝は苦手だし、締め切りは忘れるし、浪費家で貯金はできないし、このブログも1年放置していたように何かを継続的に続けることができない気分屋だ。本当に幼稚園の頃から何も変わってない。。

だけど、毎日会社にいって、1日8時間働いた。自分で自分のミスにへこむことはたくさんあったけど、仕事がたのしかった。2018年、自分を突き動かしていたのはまちがいなく仕事だった。 

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広報チームが所属する経営企画室

わたしはGoodpatchの広報チームでコンテンツに関わる仕事を担当している。自社ブログとSNSの運用、事業部の事例発信、採用広報、デザインイベントや社内イベントの運営、などなど。「コンテンツを使って人とコミュニケーションする仕事」といえる。 

仕事がたのしかったのは、まずGoodpatchのことが好きだから。そして、わたしの仕事がGoodpatchというブランドを守ることに直結しているといつでも思えていたからだった。そう思わせてくれて、いつも視座をあげてくれたメンターのhacoさんをはじめ経営企画室のメンバーに、まずとっても感謝しています。

 

ブランドを守るために学んだこと

広報の仕事を通して得られた気づきは2つあった。

宣伝はいらない。愛されることを考えろ

たとえば「うちはいい会社です」って言われて、それだけで入社したくなるかな?ということなのです。2018年11月に開催されたPR3.0 Conferenceで「広告はBuy mePRLove meと聞いたときにとても納得したのだけど、これは何においても同じことが言えると思う。

愛される、ラバブルな要素にはストーリーが欠かせない。愛着を持てるものって必ず背景がある。どんな背景=Whyがあって、そのうえでどんなことをするのか=Whatがストーリーとして繋がっていることで、共感や愛が生まれ、人を動かす。この考え方はGoodpatchの価値観、Valueの中でも“Inspire with Why”という言葉で大切にされている。

同じトピックでも、ただ押し付けられるのと、自分にとってのメリットなどのお土産つきで渡されるのでは印象も記憶の残りかたもちがう。マニュアル通りのものの売り方が通用しないから、人との付き合い方と同じように考えなきゃいけなくなった。

声をあげる以上、聞いてくれる人への責任を持たなければならないということ。
こちらを向いてもらうためのWhy、この人の話を聞いてよかったって思ってもらうためのお土産を用意することが愛されることにつながる。

社員はいちばんのフォロワー

ブランドを支える人には誰がいるか?輪の外側には顧客(ユーザー)やファン、クライアントがいる。そして、輪のいちばん内側でブランドを支えているのは社員なのだ。だけど当たり前の存在だから、つい外側ばかりに目を向けてしまうことがある…のだ。

わたしも事業部のいいニュースやメディア掲載情報などを発信するとき、まず外側から伝えてしまったことがあった。そのとき「社員はいちばんのフォロワー。社内へ情報をシェアすることで、自分たちが外からどう見られているか自覚することができる」と言われたのだった。ブランドは社員の発信で成り立っていて、そんなブランドを守るために広報がいることを忘れてはいけないんだよね。

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毎月恒例の飲み会ことPizzapatch

 さいごに

超ギリギリになっちゃったけど、今年の振り返りでした!今でも、自分が仕事を楽しんでいることにたまにびっくりする。(あまりにもケオのエンゲージメントが高いから、他社の新卒と一緒に受けた合同ビジネスマナー研修で『一緒に働きたいです』って言われたこともあるよ)

でも、ほんと昔の自分に教えてあげたいくらい、大人ってたのしい。

 

個人的なブログも時々は書かないと言語化能力がすごい下がっちゃう。映画とか本のことも書きたいし、仕事のこともこまめにまとめておきたい。

来年は気持ちをもっと行動の細部まで落として、人として成長したい。Goodpatchは2月いっぱいまでが上半期なので、まずは上半期の目標を達成したい!

プライベートは、貯金とお片づけ頑張る。笑

最後まで読んでくれた人、ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
よいお年を!